FIVBワールドカップバレーボール2011男子大会、本日の対戦相手は強豪イタリア!
昨日のロシア戦に続き、世界の強豪を相手にしているのですから、試合を観るのが楽しみというものです。
イタリアは世界ランク3位!
結果は。。。ストレート負け。でも、日本は頑張っていて試合内容は大きく負けている感じはしなかったですよ。
試合結果はこんな感じ(日本ーイタリア)
◎第1セット;22-25
◎第2セット;24-26
◎第3セット;22-25
どのセットも、「もう少しでとれそうなのに」と思える展開で、決してイタリアに完敗していたという感じでなかったのがよかった。
本日のスタメンは、石島選手、清水選手、宇佐美選手、福澤選手、山村選手、松本選手、それにリベロの田辺選手。
第1セットは、宇佐美選手のブロック、福澤選手の攻撃が決まるなど順調な滑り出し。
テクニカルタイムアウトは日本8点で!
しかし、イタリアももちろんこのまま終わるはずがなく、ベテランのフェイの攻撃のほかブロックポイントも決め、終盤ではサービスエースをとるなど、日本をしのぐ場面も多く見られました。
日本勢もセンターからの攻撃、バックアタックなどを決めていきましたが、最終的にイタリアの高さに押されて第1セットを落としてしまいます。
第2セットも、日本の速い攻撃が決まる場面が多く見られ、かなりの点差でイタリアをリードする展開に。
イタリアは焦っていたのかミス連発でさらに日本に有利に見あれました。
しかし、徐々にチームのたてなおしをはかったイタリアは追い上げてきます。
日本では、石島にかえて米山を投入するなど、疲れた選手を休ませチーム全体の守備力をあげて健闘しましたが、ラストでは日本のミスが続き攻撃をブロックでとめられて第2セットも落としてしまいました。
第3セットでは、メンバー一新。
清水に替えて山本選手、米山選手に替えて石島選手を起用。
ベテラン山本選手はさすがに安定感のある攻撃をして得点をしていきました。
しかし、イタリアもブロックポイントや高さのある攻撃で得点を重ねていきます。
イタリアのリベロですが、どこにボールが落ちても拾ってくるという執念があり、すごいリベロだと感じました!
宇佐美選手のブロックポイントがでて、山村選手の機転のきく攻撃があったりと日本も頑張りますがなかなか点差は縮まりません。
途中、石島選手にかえて米山選手を、山村選手にかえて鈴木選手を投入しました。
ネット際のディフェンスを充実させようとのことだったのだと思いました。
最終的には、イタリアが第3セットもとりましたが、日本勢も頑張ってくれていました。
サーブミスもまだ多いですが、最初の頃の試合より改善されてきていると思うし、サーブレシーブもよくなっていると思います。
残念なのは、折角の清水選手を活かしきれていないところでしょうか。
清水選手のアタックは、のればものすごい威力になると思うのですが、なかなか高さがあうトスが来ない。。。というか合わないみたいなんですよね。
速攻にあわせた低めのトス、というのはわかりますが、速攻というのは、全ての攻撃のバリエーションの1つに過ぎないと思うのです。
清水選手が速攻を。。。ということもあるとは思いますが、出来れば高めのトスで思いっきり打つ方が効果的ではないかと。
山本選手はどんなトスでも器用に打っていけるのでその点はさすがベテランという感じですが、そもそもアタッカーに「トスにあわせること」を要求するのってどうなんでしょう?
色々文句みたいなこと書いてますが、男子バレーは見ごたえがあるので大好きで~す。
明日も応援します。
頑張れ、日本!