FIVBワールドカップバレーボール2011男子大会、本日の対戦相手はアメリカ!
アメリカは、世界ランク第4位なので、1セットでも取れれば嬉しいですよね。
結果は。。。やはりストレート負け。アメリカチームは第1セットは覚醒しておらず日本も接戦に持ち込めましたが、第3セットは本気を出されてしまいました。
試合結果は↓のようになりました(日本ーアメリカ)
◎第1セット;37-39
◎第2セット;16-25
◎第3セット;15-25
日本チームも健闘してくれましたが、高さ、パワー、体力すべてがアメリカが勝っていたという印象~力の差を見せ付けられた展開の試合でした。
本日のスタメンは、福澤選手、清水選手、八子選手、山村選手、松本選手、宇佐美選手そしてリベロの永井選手。
このスタメンを見て、「あれ、守備はどうするんでしょう」と真っ先に思いましたよ。
第1セットはアメリカの調子が今1つでミスを連発してくれたこともあり、日本との試合が互角のように見えていました。
八子、清水の攻撃がかなりいい感じで決まっている場面もあり、「おお、あのアメリカ相手にここまでやってくれるとは」という期待を持って観ていました。
センターからの攻撃も使うなど多彩な攻撃展開も。
宇佐美選手のトスがどこにあがるのか楽しみに観ていた人も多かったのでは。
しかし、アメリカももちろん黙ってはいません。
1点とったらまた1点取り返すという展開が続き、最終的にはアメリカがサービスエースで先取しました。
日本は健闘しましたが、アメリカのパワーに押し切られた印象でした。
第2セットは、アメリカが若干本気を出してきて、日本のアタッカーの八子選手を狙ってきて一気に得点してきました。
日本勢は、第1セットでかなり疲労の色が濃くなっている選手が多く、メンバーチェンジに。
八子選手にかえて米山選手を、続いて、セッター宇佐美選手にかえて阿部選手を、ライト清水選手にかえて山本選手を、レフト福澤選手にかえて石島選手を投入しました。
センター以外総とりかえのメンバーとなり、守備力があがったことで一気に連続ポイントを決める場面も見られました。
しかし、第1セット目と違い、本気を出してきたアメリカのブロックに攻撃をことごとくとめられてしまい、第2セットもアメリカにとられてしまいました。
あ~、私、この第2セットの守備のいいメンバーを最初から出していれば、アメリカが本気を出していなかった第1セットを先取できたんじゃないかって思いました。
第3セットでは、サーブでくずされてアメリカに大きくリードされてしまいます。そこでメンバーチェンジを行い、第1セットのメンバーとほぼ同じに戻しました。
しかし、いかんせん、日本の守備力が低下したわけですから、そのままアメリカの勢いに押されて大3セットも落としてしまいました。
今回思ったのは、アメリカ戦では「若手育成のための試合なのか、それとも少しでも勝とうと思っての試合なのか」どちらだったのだろうというのが疑問でした。
若手育成のための試合であれば、それはそれでいいと思うのですが、それなら山本選手などのベテランに最後まで頼らないで欲しいものですね。
体力もバレー選手では実力のうちなので、第1~第3セットまで若手を使い続けるべきだったのではないでしょうかね?
植田監督の采配というか、方針に大きく疑問を持った試合でした。